不正事例:VOID不正処理の実態とその対処法

不正事例

とても多い?VOID不正処理の実態。

VOID不正処理とは?

VOID不正処理の概要・説明は、こちらから

POSを使用した不正方法の代表的なもので、
私が聞いた不正の中に、

  • 過去の勤務先T先輩や、
  • 過去の勤務先O先輩が、

それぞれ他の勤務先で、VOID不正処理を行っていた事がありました。

事例のいくつか

T先輩は、一日売上100万円を超える大型店舗の店長時代に、
VOID不正処理を行い、現金を着服していました。

O先輩は、ある一部上場企業の社員食堂的な位置付けで、
オフィスに入居していたレストランでVOID不正処理を行い、
同様に現金を着服していました。

また、経営者の間での、他社VOID不正処理のお話も幾度か耳にしました。

このように頻繁に聞くと、皆、同じような方法を考えるものだなと思いながら、
逆にそれがなぜ見破られないと考えられたのかと、やや呆れる気持ちもあります。

気付いていないかもしれない

しかし不思議なことに、そのVOID不正処理は、
タイムリーに翌日や、直近で発覚していたという事例が少ないのです。

幾度か不正を重ねるうちに、本社や上司が違和感を感じ、発覚したという経緯が殆どの様です。

これはつまり、現時点で発覚していないケースもあり得るという事です。

VOID処理の一日合計はジャーナルに反映される。

正しいVOID処理の可能性もありますので、内容の精査は必須です。
が、考え付くことは同じと前述しましたが、もしかしたら、
聞くことが多い発覚事例は、氷山の一角に過ぎないのかもしれません。

皆さんの店舗では、VOID処理された内容の精査は日々出来ているでしょうか?

合わせて読んでほしいVOIDの内容精査のお話

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