不正事例:不正は上司がいない時に起こっていることが多い

不正事例

不正発覚!その後、遡って精査するときは?

不正が発覚した際に、私共が一番最初に行うのは、
それはいつから行われていたのか?
を精査することから始めます。

不正発覚時のシフトを紐解いて、どういった人員配置になっていたか?
発覚した不正が行われていたその日・その時の状況に似通った日はいつなのか?

そうして、日々のジャーナルと照らし合わせて追及していきます。

そうすると大体ですが、上司不在時であったり、
違うセクションの責任者が不在時であったり・・・
何かしらの同条件が満たされる日に行われていることが分かります。

振り返れば至極当然なのですが、得てして気付かれないことが多いのです。

 

VOIDでも会計取消でもない【不正】

一通りお食事が終わられた後に、そもそも会計を終わらせることなく、
提示用の請求書内訳の伝票をレシート代わりにお渡しして
会計を終わらせた体にしておいて、
その実、オーダーの全てを取り消して着服していたという事例もあります。

もしくは、レシートを要らないと言われた際に起こることもあります。

 

【オーダー取消】には注意が必要

この場合、基本的に取消の伝票がキッチンやバーに流れてくることになるのですが、
社員がいないアルバイトだけの状況のときに、
よく理解せずにその取消し伝票を捨ててしまう事があります。

オーダー取消伝票は、普通のオペレーションで起こりうることではあるのですが、
注意するべきシチュエーションでもあります。

オーダー取消に関しての、店舗内での注意は徹底されているでしょうか?

 

上司がいないときの翌日には、ジャーナルチェックを

もしあなたが不在の翌日には、是非ジャーナルチェックをすることをお勧めします。

確認すべき項目は、

  • VOID
  • オーダー取消金額(多ければ怪しい)
  • 会計取消

以上三件の確認をして、
特にオーダー取消金額が普段よりも多いな?
と感じたら、詳細まで探っていく必要があると思います。

また、下記リンクのように、不正を未然に防ぐためにも、
日々のチェックは必要不可欠です。

関連記事:VOID処理は確認しましょう
是非お試しください。

 

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