飲食店不正防止管理のために必要な5つのツールの【メリット・デメリット】

抑止力のあるオペレーション

飲食店不正防止管理のために必要なツールのメリット・デメリット

この章では、飲食店のヒト・モノ・カネを管理する上で、
ツールの必要度と、メリット・デメリットについてまとめます。

 

POSシステム

必要度★★★★★

メリット

  • 管理に必要なツールとして最も重要
    ※但し食券販売機をメインに使用する業態・店舗では不要。


デメリット

  • 導入費用やランニングコストがかかる。
    (自店舗の業態や必要な機能を把握し、最適なものを導入することが重要)

 

監視カメラ 

必要度★★★★

メリット

  • カメラの存在が不正抑止する効果を生む
  • 音声も共に録音される場合、お客様からのクレーム対応にも役立ちます

デメリット

  • 導入費用やランニングコストがかかる。
    効果的な利用にはランニングコストのかかるプランが必要。

 

自動釣銭機 

必要度★★★

メリット

  • 釣銭金不一致のリスクと、現金の不正をほぼ回避できる

デメリット

  • 機械の不具合に対する対応が時間を要する
  • ランチ時などの個別会計に時間がかかる
  • 会計・レジ締めオペレーションに慣れるまでの時間を要する

 

発注システム 

(例:インフォマートなど)必要度★★★★

メリット

  • 発注・管理業務をデジタル化し、時短、管理、データ分析などが容易になる。
  • また、数字を管理することにより、不正な使用が推測できる。

デメリット

  • 導入コストが必要。
  • 各業者とのコミュニケーションや、管理などを行う部門が社内に必要

→メリット・デメリットをより詳しく(外部リンク)

勤怠管理システム 

必要度★★★★★

メリット

  • シフト管理を含む、人件費コントロールに役立つ。
  • 特に36協定や、月60時間以上の残業をさせないために必要不可欠。

デメリット

  • 導入・ランニングコストが必要だが、必須の必要経費

※勤怠管理システムはPOS内蔵の物があったり、従業員のスマホから打刻出来たりと多岐に渡りますが、
一番重要なのは、不正を行わせずに、時間を正確に管理することです。
そのためにはシステムだけでなく、オペレーションも重要な要素になってきます。
自社・店舗の特徴、必要な機能と連携するシステムを鑑みて、最適なものを導入するようにしましょう。

 

まとめ
飲食業界の最大の課題は人手不足であり、システムの活用は不可欠ですが、
不正を防ぎ、適切に運営することが重要です。
システムを導入したからといって問題がないわけではなく
システムを活用した仕組みづくりに注力し、人材を育成・管理することが求められています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました