人は弱い生き物であると仮定する
以下は、稲盛和夫氏の提唱された原則です。
「ダブルチェックの原則」とは、あらゆる伝票処理や入金処理を複数の人間で行うということです。
この原則を貫くことは、間違いの発見やその防止のために有効ですが、
このような原則を厳格に守るもう一つの目的は、人を大切にする職場をつくることにあります。
人間はふとしたはずみで過ちを犯してしまうという弱い一面を持っています。
この「人の心」が持つ弱さから社員を守り、人が罪をつくることを未然に防ぐシステムとして有効なのです。そうした経営者の優しい思いやりの心が、この原則の根底にはあります。「稲盛和夫経営哲学大連報告会(2011年10月23日)」要旨
引用元:稲盛和夫Officialsite
このBlogの冒頭記事でもお伝えさせて頂きましたが、
不正の抑止には
管理し、見られていると認識させることが重要です。
それは疑う事ではなく、
従業員を守る。という意識に他なりません。
従業員を守るためにも、不正を未然に防ぐシステムの構築は、必要不可欠であると言えます。
飲食店の日々のオペレーションの中から、不正に至る可能性がある箇所を洗い出し、システムの再構築を行いましょう。
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