信頼し、任せ、管理し、見られている。と認識させる。
1.【任せる】と【任せっぱなし】の違い。
金銭や在庫などの管理業務を信頼しているスタッフへ、
任せたままにしていませんか?
不正は「任せっぱなし」から発生することが多いです。
その人を信頼するからこそ、任せているはずですが、
そもそもその人を信頼できるのは何故でしょうか?
今まで培ってきた人間関係や仕事振りから、
「任せるに値する」と思ってこそでしょうが、
実は仕事ができる人「だからこそ」
不正の方法に気付くこともあります。
飲食業だけでなく、金銭にまつわる不正のニュースのほとんどは、
経営者が信頼していた担当者が、多額の不正を続けていたという事例が後を絶ちません。
この様なケースでは、「信頼され、任されっぱなし」であったことが、
ふとしたきっかけで不正の方法を発見し、手を染めるという結果になっていると思います。
2.任せる≒管理する
信頼し、任せるには【任せ、管理する】ことが必須です。
後で裏切られたと言っても、管理出来ていなければ、経営者の責任でもあります。
すなわち、任せられるほどの良い人材を「失わないために管理する」のです。
また、管理しているということを、
実際に知ってもらうことが必須です。
なぜなら、
【見られている】
という感覚をスタッフに持ってもらうことこそが抑制となり、
不正を未然に防ぐ一番の方法であり、
仕事ができる、信頼できるスタッフを不正に染めない最良の方法です。
では、どうやって「見られている」ということを周知していくのか。
実際に体験した内容を次項でお伝えしていきたいと思います。
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