信頼するスタッフの管理法
金銭や在庫などの管理業務を、
信頼しているスタッフへ任せたままにしていませんか?
不正は「任せっぱなし」から発生することが多いです。
【任せる】と【任せっぱなし】の違い。
その人を信頼するからこそ、任せているはずですが、
そもそもその人を信頼できるのは何故でしょうか?
今まで培ってきた人間関係や仕事振りから、
「任せるに値する」と思ってこそでしょうが、
実は仕事ができる人だからこそ不正の方法に気付くこともあります。
飲食業だけでなく、金銭にまつわる不正のニュースのほとんどは、
経営者が信頼していた担当者が、多額の不正を続けていたという事例が後を絶ちません。
この様なケースでは、「信頼され、任されっぱなし」であったことが、
ふとしたきっかけで不正の方法を発見し、手を染めるという結果になっていると思います。
任せる≒管理する
信頼し、任せるには【任せ、管理する】ことが必須です。
後で裏切られたと言っても、管理出来ていなければ経営者の責任でもあります。
すなわち、任せられるほどの良い人材を「失わないために管理する」のです。
また、管理しているということを、
実際に知ってもらうことが必須です。
なぜなら、
【見られている】
という感覚をスタッフに持ってもらうことこそが抑制となり、
不正を未然に防ぐ一番の方法であり、
仕事ができる、信頼できるスタッフを不正に染めない最良の方法です。
では、どうやって「見られている」ということを周知していくのか。
実際に体験した内容をお伝えしていきたいと思います。

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